海の妖怪

海の妖怪-海坊主

名前は有名ですが、海坊主はどんなことをする妖怪なのかはっきり答えられる方は少ないのではないでしょうか。海坊主には、海入道・海法師・海小僧・海難法師・海座頭などの別名があります。なぜか全て仏教のお寺にいる僧の役職名になっているのが不思議ですね...
街の妖怪

街の妖怪-輪入道・片車輪

出会っただけで死んでしまう夜道の妖怪で、異様な姿をしているのが輪入道と片車輪です。輪入道はひとりでに転がる車輪の軸の部分に男の顔がついているという姿で表され、片車輪は似たような姿か、火のついたひとつの車輪の上に女性が乗っている姿で描かれるこ...
動物の妖怪

動物の妖怪-狸・狐

動物の狸が化ける、狐が化けると言われだしたのは多少ルートが違うようですが、どちらも猫と同じく中国から輸入された考え方が日本に定着したもののようです。まず狸ですが、中国語で『狸』と書くとヤマネコなどの抱きかかえられる程度の大きさの獣一般の呼び...
海の妖怪

海の妖怪の怪談

海の妖怪は陰湿で、生きている人をとにかく死なせようとするため、怪談のネタには事欠かないでしょう。日本では平家の武者の亡霊が甲冑姿で海上に集まっていたり、海外でも幽霊船の目撃談などがありますね。基本的にかわいげなどが一切ない、本気で人を危なく...
街の妖怪

街の妖怪の特徴とは?

人里や繁華な街にも、昔は妖怪が潜んでいました。今のように街灯が夜中じゅう明るく照らしていたり、24時間営業のお店などがなかった時代には、夕暮れ時や街の影になる部分に得体の知れないものが蠢いていると考えられていました。
海の妖怪

海の妖怪-舟幽霊

メジャーな海の妖怪の中でも、海に出没する幽霊型の筆頭とされるのは舟幽霊でしょう。怪談として語られることも多く、特定の日に船を出してはいけないといういましめでもあります。海が荒れている日の目撃談が多く、海面から突き出した青白い手から『柄杓をよ...
川の妖怪

川の妖怪の怪談

川の妖怪はカッパのように交流が可能なケースをもつものもありますが、基本的にはあまり人のことをよく思っていないものが多いようです。落語の怪談でも時折題材にされる水辺の妖怪の話をご紹介します。賢淵、という地名が仙台にあります。この淵で釣りをして...
動物の妖怪

動物の妖怪-猫又・化け猫

化け猫といえば佐賀の鍋島が本場ですが、鎌倉時代から猫は化けるものとされてきました。猫が日本に初めて輸入されたのはいつか、というのには諸説ありますが、奈良時代の前期にはすでに日本初上陸を遂げていたかもしれないと言われています。平安時代には光孝...
山の妖怪

山の妖怪の怪談

昔話に登場する山の妖怪には、愉快な話が伝わっているものと、恐ろしい存在だというものがありますね。中でも特にお気に入りの、山の妖怪の怖い話をご紹介します。サトリの怪という妖怪がいて、ある人が夜の山小屋で作業をしているときに、火に当たりにきたそ...
山の妖怪

山の妖怪の特徴とは?

日本の国土は約7割が山という地形で、古くから山岳信仰(山そのものをあがめる宗教)が盛んでした。多くの方が山の中で亡くなっていた前時代では、今のように自動車やケーブルカーなど、便利な手段で山頂を目指せる時代ではありませんでした。そのため、みだ...
動物の妖怪

動物の妖怪の怪談

動物の妖怪の怪談といえばやはり鍋島の猫又や、中国の金華猫が有名すぎてほかの秀逸な怪談も霞んでしまうほどですが、負けず劣らず恐ろしい話は調べて見ればたくさんあります。鍛冶屋の婆という伝説は、珍しくオオカミが化け物として登場します。
山の妖怪

山の妖怪-山犬・狼など

今でもまれに、女性を車で送ってあわよくば関係しようと狙っている男性のことを送りオオカミと表現することがあります。送りオオカミは妖怪というよりも、実際に山犬や狼にじりじりと後をつけられていたり、つけられているかもしれないという危機意識が生み出...