動物の妖怪

動物の妖怪-狸・狐

動物の狸が化ける、狐が化けると言われだしたのは多少ルートが違うようですが、どちらも猫と同じく中国から輸入された考え方が日本に定着したもののようです。まず狸ですが、中国語で『狸』と書くとヤマネコなどの抱きかかえられる程度の大きさの獣一般の呼び...
街の妖怪

街の妖怪-ヌラリヒョン

街に出没するタイプのヌラリヒョンは少年ジャンプの漫画などでも有名になりましたが、特に人に危害を及ぼしたり、驚かせることすら稀な不思議な妖怪です。普段は和歌山などの山に生息し、忙しい夕方や年末などに勝手に家に入ってきて、まるで自分の家のように...
山の妖怪

山の妖怪の特徴とは?

日本の国土は約7割が山という地形で、古くから山岳信仰(山そのものをあがめる宗教)が盛んでした。多くの方が山の中で亡くなっていた前時代では、今のように自動車やケーブルカーなど、便利な手段で山頂を目指せる時代ではありませんでした。そのため、みだ...
動物の妖怪

動物の妖怪の怪談

動物の妖怪の怪談といえばやはり鍋島の猫又や、中国の金華猫が有名すぎてほかの秀逸な怪談も霞んでしまうほどですが、負けず劣らず恐ろしい話は調べて見ればたくさんあります。鍛冶屋の婆という伝説は、珍しくオオカミが化け物として登場します。
海の妖怪

海の妖怪の特徴とは?

海に出没する妖怪といえば何を思い浮かべるでしょうか。海坊主や海入道と呼ばれる、ぬるぬるしたよくわからない妖怪は有名です。夜に出てくるらしく姿がはっきりしません。遭遇した人は相撲を挑まれたりして、翌日や三日後などに亡くなってしまうといわれてい...
海の妖怪

海の妖怪の種類

島国である日本は海に囲まれ、漁業も盛んなことから、海での妖怪や変な出来事に遭遇する確率も自然と高くなっています。土用やお盆は死者に引っ張られるから海に入ってはいけない、といった言い伝えも、その時期の高波・高潮が多く遭難事故が多発することから...
街の妖怪

街の妖怪の特徴とは?

人里や繁華な街にも、昔は妖怪が潜んでいました。今のように街灯が夜中じゅう明るく照らしていたり、24時間営業のお店などがなかった時代には、夕暮れ時や街の影になる部分に得体の知れないものが蠢いていると考えられていました。
海の妖怪

海の妖怪-海坊主

名前は有名ですが、海坊主はどんなことをする妖怪なのかはっきり答えられる方は少ないのではないでしょうか。海坊主には、海入道・海法師・海小僧・海難法師・海座頭などの別名があります。なぜか全て仏教のお寺にいる僧の役職名になっているのが不思議ですね...
川の妖怪

川の妖怪-カッパ

有名な民俗学者である柳田國男氏が残した遠野物語という書籍は、カッパとザシキワラシに関する記述が有名です。遠野物語は昔話を集めたものですが、柳田氏が取材した東北にはカッパの目撃談が数多く残っていたといわれています。カッパを漢字で書くと河童にな...
海の妖怪

海の妖怪-舟幽霊

メジャーな海の妖怪の中でも、海に出没する幽霊型の筆頭とされるのは舟幽霊でしょう。怪談として語られることも多く、特定の日に船を出してはいけないといういましめでもあります。海が荒れている日の目撃談が多く、海面から突き出した青白い手から『柄杓をよ...
山の妖怪

山の妖怪-山犬・狼など

今でもまれに、女性を車で送ってあわよくば関係しようと狙っている男性のことを送りオオカミと表現することがあります。送りオオカミは妖怪というよりも、実際に山犬や狼にじりじりと後をつけられていたり、つけられているかもしれないという危機意識が生み出...
山の妖怪

山の妖怪-天狗

山の妖怪の中で、知名度も存在感も抜きん出ているのが天狗です。山伏(修験者)の格好をして、赤い顔で鼻が高く、団扇などを持っている姿がよく描かれています。天狗の語源は古代中国の彗星の異名から来ています。日本書紀に書かれた彗星の記述では『東から西...